北海道の動物園・水族館

ノースサファリサッポロ

北海道札幌市南区豊滝469-1
基本情報お勧め解説写真動画
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 「サファリ」という名称からサファリパークのような広大な敷地の施設をイメージされる人も多いでしょうが、ノースサファリサッポロはそんなに大きくありません。 園内を軽く見渡しながら歩いて回るだけなら30分も掛からないかも。 イメージ的には、様々な観光施設に併設されている「こどもふれあい牧場」のような場所を大きくして開放的かつ野性的にした、といったところでしょうか。 でも、それくらいの規模だからこそ動物の密集具合が凄くて、ここでしか体験できない貴重な出来事がたくさんあります。 動物達と仲良く楽しく遊んでいたらあっという間に軽く1時間以上は経つでしょう。
 ノースサファリサッポロの最大の魅力は、動物達と超至近距離で触れ合えるということ。 普通の動物園なら「距離が近い」と言ってもせいぜい数メートルか数十センチですが、ノースサファリの場合は数センチからほぼゼロ。 服や鞄に入り込もうしてくる動物もいるので、そうなると距離はゼロどころかもはやマイナス。
 また、園内にいる大半の動物にご飯を買ってあげることができます。 動物達はご飯を持っている人間に気付いたら近寄ってきます。 人間なら誰にでも近寄ってきてご飯をおねだりするのではなく、ご飯を持っている人間にのみ近寄ってきます。 更に正しく言うならば、「ご飯」にのみ反応して集まってきます。ここが単純だけどものすごく重要なポイント。 動物達は「人間達がご飯を持ってくる」ということを知っており、それと同時に、「全ての人間がご飯を持っているわけではない」ということも知っています。 動物達とたくさん触れ合いたいのなら、動物達へのご飯を買いましょう。
 動物園や水族館へ行く人は、動物が好きだということに加えて「動物の写真を撮る」ということが目的の人も多いと思います。 写真を撮りたい人こそむしろ積極的に動物のご飯を買うべきです。 両手でカメラを構えたまま待っていても動物達は何のアクションも起こしてくれません。 写真撮影に慣れている人ほどジッと構えてベストショットの瞬間を待ち続ける傾向がありますが、ここでその方法は失敗。動物達が最も活き活きした姿を見せてくれるのは、ご飯を食べている時。 動物に自分でご飯をあげながら自撮りするか、もしくは同行者がご飯をあげているところを撮影する方法がベスト。
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